ウブロに続き、ゼニスもLVMHウォッチウィーク期間中に時計愛好家向けにいくつか新作モデルを用意した。ゼニスは2021年にクロノマスターコレクションに注力する予定で、今回発表された「クロノマスター スポーツ」は、1/10秒精度を向上させたエル・プリメロを搭載し、同コレクションで定評ある高振動仕様を維持しながら、ゼニス高い評価を得ているクロノグラフをプッシュした注目モデルです。
クロノマスタースポーツに加えて、近年ゼニスも力を入れているDEFYシリーズにも目を引く新作が誕生しました。ブランド名からグリーンウォッチであることが予想できる「DEFY 21 アーバンジャングル」を発表していますが、今回は素材開発に成功し、ゼニス時計新たな進化を見せつけています。
DEFYシリーズでは以前、クロノグラフモデルにはブラックセラミックケース、3針モデルにはホワイト、ブラック、ブルーセラミックケースが発表されていましたが、そ中でもブルーセラミックは珍しい色セラミックで、近年もセラミック技術に磨きをかけ続けていることが伺えます。
ケース表面にはマット仕上げを施し、特別感がありながらも比較的控えめな印象を与え、文字盤にはシルバーインデックスを配し、1/100秒精度を誇るクロノグラフ機能を強調しています。また、ムーブメントをスケルトン化しているため、ブリッジがはっきりと見えるようになっており、ブリッジ色もカーキグリーンで、外観色と内側色と調和がとれた印象を与えています。